岩手発・超人スポーツプロジェクト2016

2016年、超人スポーツ協会と岩手県は、『2016希望郷いわて国体・希望郷いわて大会』を機に岩手全体で展開するスポーツの枠を越えた取組の一環として、岩手県民と共に地域に根ざした「ご当地超人スポーツ」創りを推進する、岩手発・超人スポーツプロジェクトを開催しました。

 

2016年4月24日には盛岡市の岩手県公会堂にてキックオフミーティングが開催され、超人スポーツ共同代表の稲見 昌彦 氏、超人スポーツ協会事務局長の南澤 孝太 氏、eスポーツプロデューサーの犬飼 博士 氏、ニコニコ学会β実行委員長の江渡 浩一郎  氏、岩手のアイドルふじポン 氏と岩手県知事の達増 拓也 氏を交えたクロストークが行われ、超人スポーツ×岩手の可能性を語りました。クロストーク後は会場にいる全員で岩手発超人スポーツを考えるワークショップが行われました。

 


4月24日に岩手県公会堂にて開催されたキックオフミーティングの様子

5月28日に岩手大学にて開催されたアイデアソンでは、ファシリテーターとして「特濃!ゲーム開発塾」主宰の吉岡 直人 氏を迎え、「実現可能な超人スポーツをみんなで考え、一枚のイメージを作り上げること」を目標にアイデア出しとチームづくりに取り組みました。アイデアソンで考案した競技を、6月25-26日の2日間で開催されたハッカソンで実際に体験できるようにルールや道具を作り出し、8月20日には第3回ワークショップとして中間報告会が行われました。


5月28日に岩手大学にて開催されたアイデアソンの様子


6月25-26日の2日間にかけて岩手大学にて開催されたハッカソンの様子


8月20日に岩手大学にて開催された第3回ワークショップの様子

約半年間にわたり各チームで試行錯誤を行なってきた岩手発超人スポーツの成果を発表する場として、9月24-25に開催された「いわて若者文化祭2016」にて最終成果発表会が行われ、盛岡歴史文化館前にて開発者による各競技のデモンストレーションと一般観覧者に向けた体験会が行われました。プラザおでってでは岩手県知事を交えた超人スポーツのシンポジウムも開催されました。

 

岩手発・超人スポーツプロジェクト2016で誕生した「トリトリ」「ロックハンドバトル 」「マタサブロウ」「クライミング・ザ・ウォールズ」の4競技のうち「ロックハンドバトル 」が「いわて若者文化祭実行委員会長賞」を受賞し、東京で開催される「超人スポーツゲームズ2016」への招待権を獲得。「マタサブロウ」が「超人スポーツ協会賞」を受賞しました。


9月24-25日に、プラザおでって、もりおか歴史文化館前にて開催された「いわて若者文化祭2016」での最終成果発表会とシンポジウムの様子

2017年1月29日にはマリオス(盛岡地域交流センター)にて、振り返りのプレイバックワークショップが行われ、超人スポーツ岩手支部の話し合いが行われるなど、岩手発・超人スポーツのこれからを考える貴重な場になりました。


2017年1月29日にマリオス(盛岡地域交流センター)にて開催されたプレイバックワークショップの様子